『精米度88%』酒米を丸ごと使って仕込んだ「88シリーズ」です。
通常の日本酒は、酒米をたくさん削り、仕込み後は濾過をして造るきれいなお酒です。88は、素材の持つ旨みや風味がそのまま味わえる素朴で温かみを感じるお酒です。また取り除くものが少ないので栄養素が高く、それを力として発酵するので仕込みの温度管理や時間が短い、発酵力の強い元気な日本酒です。純米酒純米にごり酒の2種類をご用意しました。

「ハレ(非日常)とケ(日常)」日本酒は削ったり、ろ過をして造るきれいなお酒です。特別な日に飲む「ハレ」の日のお酒です。「88」シリーズは酒米をほぼ丸ごと使う「ハレ」と対極となる「日常」のお酒です。食養生では「一物全体食」といい「口にするものは丸ごと全て食す」ことを基本としています。これは物には命があり、食べるとは「命をいただく」という考え方に基づいています。日本酒「88」もなるべく削らず、米の命を丸ごといただけるように米と麹と伏流水のみで仕込んだ純米酒です。杜氏曰く「未の旨みと栄養素を力に元気に発酵した純米酒をゆったりとした気持ちになって味わって下さい。」酒は百薬の長。素材に対する考えと造りで体現した日本酒です。